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中国への技術移転

中国企業へ車輌ドアー製造技術を移転。 さらなるグローバル展開を計画。

横浜製機は、2006年から、中国山東省 青島の欧特美設備有限公司(英名:Ultimate)へ新幹線用ドアー製造技術を移転しました。

2006年は、当社にUltimate社の技術および技能研修生9名を受け入れ、ドアー工程に配属、当社指導員数名を3回青島に派遣しました。さらに同年12月、Ultimate社メンバー7名を受け入れ、共同で通勤車両に使われる、側下降窓の合作に取組ました。

Ultimate社は、既に欧州の技術・人材を受入れてきましたが、品質の造り込みや、多能工といった日本独自のシステムも学びたいとの思いもあり、技術移転に到ったようです。

言語面の対応は、Ultimate社が当社に通訳を派遣。実務上は、双方のデータに互換性を持たせ、メールや写真等を多用することで、共有化を図り、理解を深めていただきました。
 
ドアーの技術移転を通じ、CR200EMUの営業運転に到ったわけですが(詳細は報道資料をご覧ください)、この間、確かな信頼関係を築きあげ、2007年には、側下降窓/固定窓(東京メトロその他)の合作を成し遂げ、2008年についても継続しております。

当社は、この技術移転を機に、海外企業に提案型の営業活動を展開し、大手鉄道車両メーカー等の要望に応えるべき、独自製品の製造販売を目指しています。

CR200EMUの営業運転に関する報道記事
青島市内の中華店 Ultimate社と当社社員(2006年)
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